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武田耕雲斎歌碑

「武士の思ひこめにし梓弓ひきつめてこそ何たゆむべき」
大河ドラマ「青天を衝け」に登場した幕末の武士、天狗党総大将 武田耕雲斎(1803〜65)が当時の太田代官所陣屋非常守に贈ったとされる和歌。

令和3年、美濃加茂市への寄付により「太田宿本陣跡」に移転されました。

天狗党総大将 武田耕雲斎

幕末に水戸藩の尊皇攘夷派で結成された天狗党は、元治元年(1894)3月、筑波山で挙兵し、11月初めに一橋慶喜を頼り京都への進軍を始めます。 さまざまな町で放火・略奪・など暴行を聞きつけた太田代官所を警備する陣屋非常守の林新右衛門ほか1名が中津川宿へ赴き、滞在していた一行に対し、穏便に通過するよう要請したことで、太田宿は何事もなく通過。 耕雲斎は、もてなしの返礼として、本陣福田家に兜等を贈り、交渉役を務めた林新右衛門には、当時の心持ちを和歌に込めて贈ったと伝えられています。 鵜沼宿まで到達した総勢約800名は、街道の封鎖に遭い中山道から外れ、北方へ向かい越前から大きく迂回し京都へ向かおうとしましたが、追討軍に包囲され加賀藩に投降。 武田耕雲斎352名が処刑されました。

Information

住所

美濃加茂市太田本町 (太田宿中山道会館向かい側)

電話番号

0574-28-1110(みのかも文化の森)
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