美濃加茂市を知ろう

 

 美濃加茂市は岐阜県の中南部に位置し、木曽川と飛騨川の合流点にあります。歌川広重が描いた浮世絵「木曽街道六十九次」の「太田」に描かれた、中山道51番目の宿場「太田宿」として賑わいを見せていました。 宿場町として栄えた町ということもあり、現在も交通の要衝として近隣市町村の商業の中心地として栄えてきました。

 現在は、大型商業施設や大手企業が工場を備える工業地帯があるほか、本市特産品であり、約1000年の歴史がある「堂上蜂屋柿」の伝統と技術を受け継ぎ、今や全国でも有数の地域食品ブランドとして評価を得ています。

市の南部を流れる木曽川。

朝廷へも献上された極上干し柿、堂上蜂屋柿。

古い町並みが、江戸時代の情緒を伝える太田宿。

山之上の肥沃な台地で作られる梨。

豪華絢爛、絵巻物のような秋の姫道中。

 

美濃加茂市出身の著名人

坪内 逍遥

つぼうち しょうよう(1859年6月22日 – 1935年2月28日) 日本の小説家、翻訳家。小説家としては主に明治時代に活躍し、代表作に『小説神髄』『当世書生気質』。シェイクスピア全集の翻訳を行い、近代日本文学の成立や演劇改良運動に大きな影響を与えた。

大正8年5月 太田虚空蔵堂ムクノキの前で (美濃加茂市民ミュージアム 所蔵)

津田 左右吉

つだ そうきち(1873年10月3日 – 1961年12月4日) 美濃加茂市下米田町出身。20世紀前半の日本史学者。『日本書紀』『古事記』を史料批判の観点から研究したことで知られる。栄典は従三位勲一等瑞宝章、文化勲章。

●関連施設

津田左右吉記念館

TOP