毎年秋に開山忌を開催
毎年10月12日に、正眼寺を開山した関山無相大師を悼んで開山忌といわれる例祭が行われます。
地元の住民による草刈りや清掃、水まきなどの奉仕作業が慣例となっており、地域と寺が一体となって開山忌を行う姿が見られます。
前日の11日には僧侶たちによる「お籠り」といわれる夜を徹してのお祈りがなされ、明けて12日には大がかりな式典が開催されます。
山門とは反対に位置する町中の大門付近には、多くの露店が屋台を張って近隣の人々で賑わいます。
正眼寺の開山忌は、地区の年中行事の一つまでになっています。
また、夏には一般市民を対象とした座禅を交えた夏期大学や、座禅による修行も行なっています。
参加者の中にはプロ野球でおなじみの川上哲治や王貞治、星野仙一などのスポーツ界の人々をはじめ、皇室や政界、財界の人々も数多く参加しています。
一方、正眼寺の境内には正眼短期大学が設けられており、全国で最も学生数の少ない大学として、よく雑誌や新聞などのマスコミに取り上げられています。
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